早稲田まちづくりシンポジウム2006の学生企画「LAYER-SCAPE」。
かれこれ4年前の企画の第2弾を、先日のがやがや会議にて(勝手に)させてもらった。 今回は、1つのまちで異なるまちづくりの方向性を、レイヤーに分類して、まちづくりの議論を進めるというもの。これまで出された意見を、4つのレイヤー「もてなし(観光・おまつり)」「くらし(環境・交通安全・防災)」「つながり(住民間の交流の場・時間) 」「その他のヒント(地形や歴史など)」に整理した。さらに、ヒントとなるレイヤー(地形、航空写真、住宅地図)を重ね合わせることで、新たな発見を期待した。 運営側の思いとしては、これまでざっくばらんに話し合ってきたことを上手く整理して、具体的なアクションにつなげていきたかった。そこで思い浮かんだのが、例の短冊と、このLAYER-SCAPEだった。 各レイヤーは、A1ロング トレペもしくは普通紙で出力。作業としては、GSDWでの経験した、トレペによる課題整理の手法にも近い。手書きとともに、空いたスペースにこの前に書いた短冊を張り付けていった。 まぁ、やってみて、思った通りにはいかなかった。結局、レイヤーを重ね合わせるのがわかりづらく、すべてのレイヤーを並べながら話し合った(レイヤーの意味なし!)。盛り上がったからいいものの、企画としては反省することが多かった。 今回のレイヤースケープは、少ない人数で密な議論をするには有効な手段かもしれないけれど、今回のような会議には不向きだった。あと、トレペが思ったより透けなかったということも反省(笑) さて、この企画は、社会人のIくんとOくん、学生のHくんと仕上げた。なお、この企画を一緒に進めたIくんとは、元祖レイヤースケープからの付き合い。不思議な繋がりである。 また、IくんとHくんの社会人&学生ペアもよかった。相互に教わることも多かったんじゃないのかな。相当しんどいけれど、今後もこんな形で企画を進めていけたら面白いね。
by neko1dozen
| 2010-07-31 02:32
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