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新聞社の国勢調査
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右の産経、左の朝日ってなように、新聞の色ってある。仲のいい友達が日経に就職を決めてこともあって、一度くらい全紙読み比べようって思ってた。そこに、昨日の大阪高裁。「首相の靖国神社参拝の違憲判決。」おもしろそうだったから、社説を読み比べてみた。図書館にあった以下の6社。題して、国勢調査(新聞社編)。気になる結果は―

朝日新聞:これを期に参拝をやめる時が来たと、主張。
毎日新聞:首相の公私の分別について、そのねじれを指摘。中国、韓国への対外感情も踏まえ、分祀を主張。
産経新聞:唯一、トップ記事として扱わず。首相参拝を後押し。負けるな、と応援。
読売新聞:以前の裁判経緯から、感情論に押された「実質的な傍論」として、違憲判決を批判。
日経新聞:毎日よりもやや左。ただし、事実だけで、具体的には踏み込まず。
東京新聞:あいまいな論調の首相を批判。

見た感じだと、
(左) 朝日---日経--毎日-東京----読売---------産経 (右) って感じだった。
こんがらがった問題ってこともあって、論点なんかがかなり違ってる。朝日や産経なんて、かなり強気な新聞を読むと、立場がはっきりしない他の新聞がズルい感じもする(客観性は重要だけど) あと、読みやすさだと、やっぱり朝日。あと、意外なのが東京新聞。経過が図解で載っていて、見やすかった。東京新聞って普段手にしないもんね、大穴。
※もちろん、これらは小生の勝手な推測なんで。詳しい人、痛烈で的確なツッコミお願いします。


新聞社の国勢調査_d0065332_20514220.jpgさて、問題の靖国神社。。幕末以後の国事に殉じた人々の霊を合祀するために、明治2年(1869)に創建された新しい神社。ビスタ景を意識した造景や日本初の西洋式の銅像など、意外にもその中身は純国産ではない。九段下の駅から、田坂門を通ってのアプローチは一見の価値アリ(左の写真) 田坂門のすぐ脇には早稲田通りの終点なんて発見や、近くには九段会館(帝冠様式の代表建築)や、武道館もあって、見ごたえアリ。ニュースをお騒がせな神社だけど、実際にはいい散歩コース。
最後に行ったのは、去年の夏だったかな。右な人達と白い鳩が群れる境内を、ジョギング中のアメリカ人が颯爽と駆けぬけていった風景が印象的だった(特に意味なんてないだろうけど)

ところで、この記事も客観的な事実のみで、靖国問題について僕の立場には触れてない。
by neko1dozen | 2005-10-01 21:32 | 東京・建築迷子。
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