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風色春旅2006 vol.1
風色春旅2006 vol.1_d0065332_14483898.jpg2006.3.25-31
近畿地方(三重・和歌山・大阪・京都)

やっと空いた、日常の中の僅かなvoid。その小さな旅で、見てきた風景を紹介。



○伊勢神宮(内宮)

「真夜中の野次さん、喜多さん」に感化されて、来てしまった。

風色春旅2006 vol.1_d0065332_14492971.jpg伊勢神宮は内宮と外宮に別れてて、それぞれ別の神様が祭られている。時間と財布の関係上、今回は内宮だけ(内宮入り口の宇治橋)
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にしても広い。
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川が御手洗場になっている。さすがはお伊勢さん、スケールが違う。
この水辺までのアプローチもドラマチック。

風色春旅2006 vol.1_d0065332_1512835.jpg皇大神宮
この社、一枚目の橋など、すべての建築が20年に一度立て替えられるという。ちなみに次は平成25年、62回目の遷宮を迎える。
風色春旅2006 vol.1_d0065332_15192827.jpg次の遷宮予定地。ただただスゴいことだけど、何より始めの言い出しっぺがすごいと思う。歴史的サジェストだ。
風色春旅2006 vol.1_d0065332_14502467.jpgお参り後、もとの宇治橋に戻る。
国旗が御敷地の川・森の先にたなびく。日の丸のアイストップ。さらに、その先には遠い紀州の山々の借景。

グラウンドスケープ、この言葉がふと浮かんできた。


風色春旅2006 vol.1_d0065332_1450381.jpg神宮まで延びる横丁も気持ちいい。


○鳥羽港

そのまま鳥羽へ。

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鳥羽港
(かもめの散歩道)

設計/workvisions

風色春旅2006 vol.1_d0065332_15421553.jpg海に向けられたベンチたち。

腰かけ、足を伸ばして、木のデッキをこつこつたたく。目の前には、堤防でもう一つの水平線が描かれている。

気持ちいい。

風色春旅2006 vol.1_d0065332_15423380.jpgおじいちゃんおばあちゃん達が揃って、この段差につまづいていく。

不謹慎だけど、見ていておもしろい。


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細っ。

この僅かな隙間に、照明が埋め込まれている。芸も細かい。



○フェリー


風色春旅2006 vol.1_d0065332_15551631.jpg1日5便の市営船に乗る。離島へ。

風色春旅2006 vol.1_d0065332_15591229.jpg船のディーゼルエンジンが心地よいビートを刻む。
風色春旅2006 vol.1_d0065332_1555349.jpg船の窓越しに、すすけて見える灯台
(途中、菅島港にて)
風色春旅2006 vol.1_d0065332_15562872.jpgやってきた、2年ぶりの神島。



三重県神島。伊良子水道のちょうど真ん中くらいにあって、人口500人あまり、1時間ほどで一周できてしまう大きさの離島。三島由紀夫の『潮騒』の舞台にもなったこの小さな島に、初めて来たのは2年前。すぐさま僕も一目ぼれしてしまった。
2回目の上陸となる今回、どんな出会いがあったのか。続きは、また。

(どうしよう、旅1日目なのに、ずいぶん膨らんでしまった。先が思いやられる)
by neko1dozen | 2006-04-01 16:13 | 旅・建築迷子。
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街と山と猫と        おいしいごはん
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