2006.3.25-31
近畿地方(三重・和歌山・大阪・京都) やっと空いた、日常の中の僅かなvoid。その小さな旅で、見てきた風景を紹介。 ○伊勢神宮(内宮) 「真夜中の野次さん、喜多さん」に感化されて、来てしまった。 伊勢神宮は内宮と外宮に別れてて、それぞれ別の神様が祭られている。時間と財布の関係上、今回は内宮だけ(内宮入り口の宇治橋) にしても広い。 川が御手洗場になっている。さすがはお伊勢さん、スケールが違う。 この水辺までのアプローチもドラマチック。 皇大神宮 この社、一枚目の橋など、すべての建築が20年に一度立て替えられるという。ちなみに次は平成25年、62回目の遷宮を迎える。 次の遷宮予定地。ただただスゴいことだけど、何より始めの言い出しっぺがすごいと思う。歴史的サジェストだ。 お参り後、もとの宇治橋に戻る。 国旗が御敷地の川・森の先にたなびく。日の丸のアイストップ。さらに、その先には遠い紀州の山々の借景。 グラウンドスケープ、この言葉がふと浮かんできた。 神宮まで延びる横丁も気持ちいい。 ○鳥羽港 そのまま鳥羽へ。 鳥羽港 (かもめの散歩道) 設計/workvisions 海に向けられたベンチたち。 腰かけ、足を伸ばして、木のデッキをこつこつたたく。目の前には、堤防でもう一つの水平線が描かれている。 気持ちいい。 おじいちゃんおばあちゃん達が揃って、この段差につまづいていく。 不謹慎だけど、見ていておもしろい。 細っ。 この僅かな隙間に、照明が埋め込まれている。芸も細かい。 ○フェリー 1日5便の市営船に乗る。離島へ。 船のディーゼルエンジンが心地よいビートを刻む。 船の窓越しに、すすけて見える灯台 (途中、菅島港にて) やってきた、2年ぶりの神島。 三重県神島。伊良子水道のちょうど真ん中くらいにあって、人口500人あまり、1時間ほどで一周できてしまう大きさの離島。三島由紀夫の『潮騒』の舞台にもなったこの小さな島に、初めて来たのは2年前。すぐさま僕も一目ぼれしてしまった。 2回目の上陸となる今回、どんな出会いがあったのか。続きは、また。 (どうしよう、旅1日目なのに、ずいぶん膨らんでしまった。先が思いやられる)
by neko1dozen
| 2006-04-01 16:13
| 旅・建築迷子。
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