歳末の旅(四国 猪熊弦一郎現代美術館・丸亀城・坂の上の雲ミュージアム・道後温泉他 )
その夜はちょうど満月で、列車はぽっかり浮かんだ月を追っかけってた。窓辺から見える風景は、地平線を超えて続く漆黒の草原でも、茅葺の粗末なバラックでも、レンガの街並みでもなくて、これまで幾度となく見てきた僕らの街だった。けれど、その夜の街ははまるで違った表情で、列車はこの国の新しい広がり方を小生に見せつけた。


d0065332_223397.jpg


…なんて、ポエッティーな夜は早々明けた。初の寝台列車は興奮してしまって、うまく寝れず(そもそも寝台列車って寝るための電車のはずなんだけど)、眠い頭のままで腹ごしらえへと向かった。目指すは讃岐うどんだ。

d0065332_23404230.jpg讃岐うどん まごころ
「まごころ」さんは映画UDONでも出てくる、いわゆる名店だ。製麺所に併設された食堂にお邪魔した。雑然とした感じが、逆に名店っぽい。
d0065332_22354487.jpg店内風景

d0065332_22355974.jpgうどん(小)180円(+蒲鉾とおあげ)


香川出身の友達から「うどんはおやつ」と聞いたことがあったけれど、なんとなく納得した。うどんは幾らでも食べれる。さっきのおいしかったもんだから、すぐさま別のうどん屋をハシゴしてしまった(朝ご飯だけで!)。その後、2日間で4食を食べたけど、不思議と満腹にはならなかった。讃岐うどん、おそるべし。

d0065332_2357341.jpg肉うどん(2軒目 つづみ)
もちもち感たっぷりの麺がおいしかった!

d0065332_22454795.jpg
この日は、午前を香川県丸亀で過ごした。

(予讃線のマークはなんだか有楽町線みたい)


d0065332_22362560.jpg丸亀駅駅前広場
d0065332_0161599.jpg猪熊弦一郎現代美術館/谷口吉生

d0065332_22385629.jpg大階段
d0065332_22393089.jpg展示室
d0065332_026630.jpg内部の階段


猪熊弦一郎現代美術館は、駅前に面した全国でも珍しい美術館。キャッチなパブリックアートが美術館と駅と街を繋いでる。中も本当によかった。大階段の空間の感じは初めての感覚だったし、展示室のプロポーションがバツグンだった。
谷口吉生の建築は好きでよく見にいくけれど、いつも完璧だ。一つは、妥協や失敗に見える部分がまるでないことがある。ただ、それ以上に、建築の一体どの部分から考え始めて、設計を進めてきたのか、その過程が中々見えない。箱の中にすっぽり隠してしまって外からは覗けないみたいな、それはこの人の作風そのものみたいだ。もちろんこれは小生の勉強不足なんだけど、それにしても完璧だと思う。いやはや、よかった。


d0065332_022086.jpg丸亀城 
日本一の城壁

d0065332_22422536.jpgこの曲線っぷりが日本一の城壁らしい。確かにすごい。



午後は愛媛 松山へ―

d0065332_1361476.jpg坂の上の雲ミュージアム /安藤忠雄


d0065332_1362442.jpg同上 エンタランス
d0065332_2222999.jpgロープウェイ街
d0065332_1363332.jpg道後温泉本館


松山城を上り、ロープウェイ街を通って、出来立ての坂の上の雲ミュージアムを眺め、道後温泉につかってきた。ロープウェイ街にはたまたまライトが灯る時間に通ったんだけれど、ゆっくりとライトの色味が変わってく様が本当にきれいだった。道後温泉本館はなんというかアウェー感が漂うお湯屋だった。というのは、風格もさることながら、どうも地元ルールみたいなのがあるようで、小生は見よう見まねでビクビクしながら入った(女湯には本当に主がいるらしい)。もちろん気持ちよかったけれど、人の家のうちのお風呂を借りるみたいな不思議な心地のするお湯屋だった。




明日は愛媛を回る。
[PR]
by neko1dozen | 2007-12-26 01:25
<< 歳末の旅(四国 内子町・しまな... Night Train Home >>


街と山と猫と        おいしいごはん
by neko1dozen
フォトログ
タグ
(145)
(120)
(106)
(82)
(81)
(49)
(49)
(40)
(33)
(29)
(29)
(23)
(22)
(22)
(6)
以前の記事
2013年 02月
2013年 01月
2012年 11月
2012年 09月
2012年 08月
more...
その他のジャンル
ブログジャンル
画像一覧