人気ブログランキング | 話題のタグを見る
風景と絵について、雑感
ナウシカみたいに壮大な風景だとか、トトロみたいに懐かしい風景だとか。目の前の風景を、ついつい宮崎アニメで喩えたくなるのは、小生だけじゃないと思う。

NHKのプロフェッショナルって番組、「宮崎駿のすべて~ポニョ密着300日 ~」を見た。宮崎監督の「作品が自分の想像力を超えたものになる」「登場人物は頭の中で今も成長してる」なんて言葉を聞いていると、現実の空間を作ろうとする我々よりも、よほど空間に対してリアルに接している気がして、うらやましかった。

それにしても絵コンテがきれいだった。ラフだけど、滑らかな線に淡い色がのせられていて、それだけ見ていてもワクワクした。きっと宮崎監督も自分の描く線にワクワクし、それをバネにして、さらに想像力を膨らませているんだと思う。
小生が今している仕事がこれからどうなるかわからないけれど、自分がまずワクワクするような文章と絵が書けるようになりたいと思う。そのために1つ。落ち着いた梅雨の頃からは、毎晩植物のスケッチを1日1枚書くことを始めた。もっぱら絵心なんてないから、ワクワクどころか落ち込む一方だけれど、毎晩コピック(こいつが強敵!)や色鉛筆なんかと戦ってる。うまく描けなくてもいいけれど、ワクワクできる色と線は描けるようにはなりたい。



どうでもいい話。
ポニョは先々週に見た。評判は知らないけれど、トトロみたいな作風で小生は好きだった。人物の表情がいい。特に、主人公のソウスケの母、リサののびのびとしつつ喜々としている雰囲気が好きで、車の運転シーンなんか、「Mr.ビーン カンヌで大迷惑」って映画で、エマ・ドゥ・コーヌがMINIを運転するシーンとかぶって見えた。それにしても、あの映画の光景もまぶしすぎる。
by neko1dozen | 2008-08-05 23:48
<< 旅の前に 白山で見た、七色の夕焼け >>


街と山と猫と        おいしいごはん
by neko1dozen