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08/11 (スイス、シュターデルホーフェン駅)
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シュターデルホーフェン駅@スイス・チューリヒ

設計 サンティアゴ・カラトラバ


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白くないカラトラバは初期に3作品あって、いずれもスイスでつくられている。シュターデルホーフェン駅はのうちの1つ。コンペで1等となり、一躍彼の名を世界にしらしめた。
チューリヒ近郊にあって、中央駅から東へ2つ目。(誤解を恐れずに言えば)東京の中野駅や、名古屋の金山駅あたりの位置づけだと思う。スイス国鉄のカラフルな電車が頻繁に行き来してた。量感あるコンクリートと繊細な鉄骨の組み合わせは、適材適所という言葉の通り。納まりも丁寧だった。駅の地下の打ち放しコンクリートの空間には、店舗が軒を連ねていて、それがまたリッチで、地下街<エキチカ<<<シュターデルホーフェン駅といった具合。日本じゃできないことだなぁと、この地下空間を一番羨んだ。

カラトラバ。建築家、構造家、彫刻家、画家… 手短に言ってしまえば、天才。
だから、思わず妬んでしまうのかな。小生を含めて、身の回りで素直に好きと言う人は少ない気がする。「カラトラバの橋は日本には合わない」とか「近年の作品はディテールが雑だ」とかみんな色々言う。けれど、結局みんなカラトラバが好きなんだと思う。いや、大好きだ。

詳しい人に聞いてみると、広島平和大橋の歩道橋コンペにカラトラバが参戦を検討中なんだとか。もしそうだとすれば、どんなプランをひっさげてくるのか楽しみでしかたない。
by neko1dozen | 2008-11-03 01:16
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街と山と猫と        おいしいごはん
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