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馬籠・妻籠(再訪)
馬籠・妻籠を1年ぶりに訪れた。

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中山道、馬籠~妻籠間を歩くことが今回の目的。行程7.7km(約2時間)、落葉が積もる石畳を歩いた。街で溢れてた人も、ここではまばらで気持ちいいし、茶屋や小さな宿場、滝があって飽きない道のりだった。
その間見かけたのは、外国人の方が多かった。自転車で峠越を目指したり、写真を撮ったり、思い思いのやり方で楽しんでるようだった。やっぱり外国の人達(欧米人)って旅上手だと思う。「俺はこうして旅を楽しむんだよ。」「いや、旅はこれが一番よ!」だなんて、旅人としての気概みたいなものが伝わってきた。
d0065332_113046.jpg道中、農家の方になんとスイカ!を頂いた。マフラー姿でがぶり! 夏に採って納屋で保存していたものらしいけど、瑞々しくておいしかった。



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夜は、大妻籠に泊まった。大妻籠は、妻籠からやや馬籠寄りの静かな宿屋街で、妻籠よりも自然的な風情を楽しめる。お世話になった宿は、囲炉裏があって、風呂は檜で、ご飯がおいしくて、人がよくて、外にはかわいい猫がいて、つまり最高の宿だった。
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宿の夜、ご主人がつきたてのお餅をご馳走してくださった。囲炉裏を囲むのは、ご主人と、カップルが1組、都市計画を勉強してるというフランス人の学生、子供連れの家族、それに小生達。不思議な取り合わせだったけど、楽しかった。
海外のユースホステルみたい、とふと思った。旅人が集まって、輪をつくって、飲み交わしながら語る。そんな旅のスタイルが、まさかちっぽけな旅館にもあるとは思いもしなかった。また一つ、旅の醍醐味を発見。また来たい。
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by neko1dozen | 2008-11-25 00:33
郡上八幡で聞いたこと。
「年に何回か通うくらい、好きな街をつくったらいい。」

郡上の夜、酒の席で地元の役人の方に言われた。その方はMr.郡上ともいうべき人で、水路をはじめ、この街の風景の計画・設計に長く携わられている人だった。この方なくして今の郡上八幡はなかった、といっても過言じゃないはずだ。
その方が手がけられた「やなかの小経」では当初、地域の人々にデザインが中々理解してもらえず、この方一人で水路を掃除していたのだという。プランナー・デザイナーとして、ここまで風景を背負える覚悟ったらない。

小生をはじめ、若い世代の言葉にリアリティがないのは、技術力だけではなく、覚悟がないからであって。風景に対して、ひけた腰なんだと思う。風景と戦っている人や街を見て、弾の当たらないところで「憧れる」だけでは何とも情けない。

冒頭の言葉はその覚悟のなさをズバリ指摘していて、柔らかい郡上弁で包みこまれながらも、とても鋭かった。この他、心に残った言葉を書き残しておきたい。
・自分は新しいものを作っているんじゃなく、かつて当たり前のものとして郡上にあったものを作り直してるだけ。
・(郡上の街で)ユニバーサルデザインやバリアフリーをすべて満そうとしたら、いいデザインなんてできない。デザインを分かってもらうまで、粘り強く説得した。
・犬のおしっこみたいに自分のにおいを残そうする設計者がいる。そうではなく、使い手の立場になってデザインすることこそが、デザイナーの作法だと思うな。

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秋の郡上城
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さて、小生は自分の街をどこに作ろうか。やっぱり長野だろうか。
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by neko1dozen | 2008-11-15 22:43
郡上八幡で見たこと、
秋の終わり、GSDyの仲間とともに郡上八幡を旅した。

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いがわの小径
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やなかの小径

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 水の都、郡上八幡。何度か訪れたことがあったけれど、じっくり歩いて、これまで知らなかった郡上八幡を見ることができた。街の奥深さと幹事様に感謝。

 特に2日目朝の水路掃除。立ってるだけでもツラいほど寒い朝だったけれど、デッキブラシで石積をゴシゴシこすり、竹ほうきで溜まった砂を浚った。これが笑っちゃうくらい重労働。迂闊にも1日目にこの水路が好きだといってしまった手前、やめるわけにもいかず。。風景を背負うのって本当に大変なんだと、開始5分で悟った(それでも、小生はこの水路が好きだ)
 水中に舞い上がった汚れはすぐに流されて、透き通った水に戻っていった。豊かな水を実感。そうしてバシャバシャやっていると、地元の人達が声をかけてくれたり、長靴を貸してくれたりした。寒かったけれど、本当に楽しかった。

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by neko1dozen | 2008-11-11 00:20
08/11 (スイス、シュターデルホーフェン駅)
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シュターデルホーフェン駅@スイス・チューリヒ

設計 サンティアゴ・カラトラバ


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白くないカラトラバは初期に3作品あって、いずれもスイスでつくられている。シュターデルホーフェン駅はのうちの1つ。コンペで1等となり、一躍彼の名を世界にしらしめた。
チューリヒ近郊にあって、中央駅から東へ2つ目。(誤解を恐れずに言えば)東京の中野駅や、名古屋の金山駅あたりの位置づけだと思う。スイス国鉄のカラフルな電車が頻繁に行き来してた。量感あるコンクリートと繊細な鉄骨の組み合わせは、適材適所という言葉の通り。納まりも丁寧だった。駅の地下の打ち放しコンクリートの空間には、店舗が軒を連ねていて、それがまたリッチで、地下街<エキチカ<<<シュターデルホーフェン駅といった具合。日本じゃできないことだなぁと、この地下空間を一番羨んだ。

カラトラバ。建築家、構造家、彫刻家、画家… 手短に言ってしまえば、天才。
だから、思わず妬んでしまうのかな。小生を含めて、身の回りで素直に好きと言う人は少ない気がする。「カラトラバの橋は日本には合わない」とか「近年の作品はディテールが雑だ」とかみんな色々言う。けれど、結局みんなカラトラバが好きなんだと思う。いや、大好きだ。

詳しい人に聞いてみると、広島平和大橋の歩道橋コンペにカラトラバが参戦を検討中なんだとか。もしそうだとすれば、どんなプランをひっさげてくるのか楽しみでしかたない。
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by neko1dozen | 2008-11-03 01:16


街と山と猫と        おいしいごはん
by neko1dozen
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