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今月の風景(フランスパリ、サヴォワ邸)

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ここのところ、名古屋は気まぐれな天気が続いてる。降ってはやんで、やんでは土砂降って。すぐ先の天気もわかったもんじゃないけれど、じきにこの雨も止むだろう。

そして、ガバっと晴れた夏を迎えよう。







d0065332_23475342.jpgサヴォワ邸 / ル・コルビュジエ

3年前に見た。土砂降りの雨の後、洗い立てのシャツのような白い外壁が美しかった。この外壁、実は多くの部分がレンガ積みに塗りが施されたもの。コンクリートと思われているけれど、すべてがそうではなく、似せた表情になるようずいぶん頑張ったらしい。
この他、ガラスの表情や左官仕事などに温かみがあったりして、モダニズムが工業化される以前の建築の姿が素敵だった。

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by neko1dozen | 2009-07-26 22:57
09/03 (メキシコ、グァナファト)
今月の風景、グアナファトについて。


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メキシコはグアナファト、この街にちょうど1年前に訪れた。
この街は石の表情が印象的な町だった。スイーツみたいに繊細な表情をもった石が、街の地面を覆い、家々を形づくっていた。石はやさしい表情だけれど、特別メルヘンチックというわけではない。ご機嫌ビビットカラーが印象的なメキシコの街並みの中では、落ち着いて品があるように見えた。
特に、町の中心部にあるグアナファト大学のファサードは面白かった。円柱を薄く積み重ねた柱なんか、なんとも絶妙だ。
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グアナファト、この街のもう1つの特徴は地下道。街のいたる所にぽっかりと穴(入り口)が開いていて、街中に張り巡らされた地下道に続いている。この地下道は、銀ラッシュに沸いた時代に掘られた坑道や地下水路で、今日、自動車道路として利用されている。おかげで地上の街は人々に開放され、独自の発展を成し得たのだという。1988年世界遺産登録。
街中本当に穴だらけ。昼間でも、地下道の闇が傍らにあって、カンデラの明かりが闇にゆらゆら浮かんでる。それは異質でちょっと不気味だけど、だからこそ、そそられる街の魅力があった。
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by neko1dozen | 2009-03-18 18:08
09/01 (牛深ハイヤ大橋)
「海上に浮遊した一本の線」
これがこの橋の設計コンセプトである。

d0065332_22172069.jpg牛深ハイヤ大橋
設計:RPBW
+ARUP+マエダ
所在地:熊本県牛深市

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熊本市街から牛深までは車で4時間。小生が着く頃には辺りはすっかり暗くなっていて、街の灯よりも早く、空に浮かぶ光の帯が見えた。長いドライブでくたくただったけれど、我慢なんかできない。ノンブレーキで橋に突入、そのまま駆け抜けた。

また夕食の後、カップ焼酎を片手に、今度はゆっくりと橋を歩いてみた。

d0065332_22121627.jpg時間帯で変わる
ライトアップ
d0065332_2262854.jpg橋と満月
d0065332_2264775.jpg橋と牛深海彩館(設計:内藤廣)


軽かった。ふわりと浮かび上がろうとする桁を、橋脚がかろうじてつなぎとめてるようだった。この軽さに貢献しているのは、まぎれもなく桁のディテール。独特の下部フランジの曲面と風防板、綿密に計算された塗装(とライトアップ)がこの軽さを生んでいる。ライトアップの電球が球切れで、所々歯が欠けているように見えるのはまぁご愛嬌。

さて、それら桁部のディーテ-ルの陰で、橋脚が果たしている役割も見逃せないと思う。巨大なコンクリートの橋脚は視覚的な重りとして、「浮遊した一本の線というコンセプト」と「インフラが本来持つべき安定感」という相反する2つの理念を絶妙に成立させているように見える。
ところで、写真で初めてこの橋を見た時、「軽く繊細な橋なのに、なぜ橋脚だけ無骨でデカいんだろう」と疑問に思ったのを今でも覚えている。ここだけデザインから逃げたのか?と疑ってもいた。実物に見て、橋脚が果たしている役割をを知った一方、もっといい造形があったんじゃないかという疑問はさらに深まった。そして折に触れては頭の中で考えてる。ぐるぐる考えてる。納得できる形はいまだ思い浮かんでこないけれど。
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by neko1dozen | 2009-01-14 23:53
08/11 (スイス、シュターデルホーフェン駅)
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シュターデルホーフェン駅@スイス・チューリヒ

設計 サンティアゴ・カラトラバ


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白くないカラトラバは初期に3作品あって、いずれもスイスでつくられている。シュターデルホーフェン駅はのうちの1つ。コンペで1等となり、一躍彼の名を世界にしらしめた。
チューリヒ近郊にあって、中央駅から東へ2つ目。(誤解を恐れずに言えば)東京の中野駅や、名古屋の金山駅あたりの位置づけだと思う。スイス国鉄のカラフルな電車が頻繁に行き来してた。量感あるコンクリートと繊細な鉄骨の組み合わせは、適材適所という言葉の通り。納まりも丁寧だった。駅の地下の打ち放しコンクリートの空間には、店舗が軒を連ねていて、それがまたリッチで、地下街<エキチカ<<<シュターデルホーフェン駅といった具合。日本じゃできないことだなぁと、この地下空間を一番羨んだ。

カラトラバ。建築家、構造家、彫刻家、画家… 手短に言ってしまえば、天才。
だから、思わず妬んでしまうのかな。小生を含めて、身の回りで素直に好きと言う人は少ない気がする。「カラトラバの橋は日本には合わない」とか「近年の作品はディテールが雑だ」とかみんな色々言う。けれど、結局みんなカラトラバが好きなんだと思う。いや、大好きだ。

詳しい人に聞いてみると、広島平和大橋の歩道橋コンペにカラトラバが参戦を検討中なんだとか。もしそうだとすれば、どんなプランをひっさげてくるのか楽しみでしかたない。
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by neko1dozen | 2008-11-03 01:16
09/08 (ハンガリー、ブタペストの街)
夏でも秋でもない9月はどうも苦手で、学生時代は旅にばかり逃げてた。

ブタペストは2年前の9月に訪れた。セゴビアからの夜行列車を降りて、待っていたのは真っ暗な駅構内と止まったエスカレーターだった。皆が皆に続いて歩き、エスカレーターを歩いてのぼっていった。そこには旧共産圏諸国の暗さや疲労が時を経ても淀み続けているようで、一度破綻した国の風景にとても大きなショックを受けた。
駅を出てしまえば街は美しかった。ドナウの真珠と呼ばれるだけある。キッチン付きの宿をとって、4日間じっくりと腰を下ろした。見所は沢山あったけれど、あくせくするよりも雄大な川の流れをぼんやり眺めて過ごすのが一番に思えた。ブタペストはヨーロッパ有数のスパ(温泉)の街でもあるんだから。

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マルギット橋
夕方、スパの帰りに、この風景と出会った。この風景をいい!って思う人は少数派かもしれない。川辺はとてもきれいとは言えないし、そもそも彼らが座ってるのはベンチではない。どこにでもある柵で、しかもヘンテコに傾いてた。
3人の誰が誘い、どんな会話の流れであの場所へ座ることになったのだろうか。不思議でおもしろい。


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もしも、
このベンチ?をわざと作ったか、残した人がいたとしたら、なんてしたたかな風景デザイナーなんだろうか。


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by neko1dozen | 2008-09-01 01:32
今月の風景(メキシコ、テキーラ)

今年の梅雨は、晴れの日が多い気がする。そんな晴れた日を見て思い出した風景を、壁紙にしてみた。


○テキーラ畑(メキシコ・テキーラ)
メキシコ・テキーラ地方のアガベ畑の景観。テキーラが地名だってことも、行ってみて初めて知った。この風景も世界遺産っていうんだから驚きだ。
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テキーラは、アガベという植物の、根っこに近い部分の絞り汁を発酵、蒸留させて作られる。テキーラ地方の荒野にはアガベの畑が一面に広がっていて(西部劇的な、あのイメージ)、市街地にはテキーラ工場が軒を連ねて、工場もメキシコならではのカラフルな空間になっていた。(写真は収穫中のマリオ氏)


d0065332_1533547.jpg1個がでかい。上質のテキーラは8~9年栽培したアガベを用いるという。といっても、サボテンみたいな植物で勝手に育ちそう。それもお国柄か、日本酒やウイスキーなんかよりも、よっぱど気楽な酒づくりにみえた。 

d0065332_014652.jpgそう。テキーラツアーで出会った少女が、なんとほっぺにチュウ!をしてくれた。写真の通り小生、旅で一番、いや今年一番とろけてしまった。おかげで、しばらく顔洗えなかったほどに。




お金払うから、もっかいチュウされたい。
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by neko1dozen | 2008-07-03 00:43


街と山と猫と        おいしいごはん
by neko1dozen
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