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世界一長い木橋 (蓬莱橋)

先週末の家族旅行の途中、蓬莱橋を渡ってきた。

【蓬莱橋】全長897.4m、通行幅2.4m。通行料100円(1ヶ月定期は800円!)
      ギネスにも登録された世界一長い木橋は、地元静岡県の大井川にかかる。

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長い。

長すぎて、始めの10mくらいでみんな飽きてしまった。元の岸まで戻らなきゃいけないけど、なんだか途中で戻るわけにもいかない気がして、結局往復することになった。つらかった。
どうでもいい話。桁裏を見ようと高欄を乗り越えたら、母が一瞬小生を叱ろうとしたけれど、思い出したように言った。「あっ、勉強なのね。」 …いや、実際のところ、紙一重だと思う。



さて、この橋が完成したのは明治12年。古きよき時代の趣を感じていたら、割と新しくて驚いた。明治10年代といったら、りんどう橋と一回り違うくらいで、ほぼ同期の橋。2つは構造も意味もまるで違うけれど、どちらも数少ない明治期から使われ、大切に守られてきた歴史的橋梁。それぞれの魅力がある。

d0065332_015392.jpg【りんどう橋】
トラス部材は明治23~34年までの間にドイツから輸入、当時九州内の鉄道で供用された。
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←このあたりの部材の収まりが本当にかっこいいと思う。



りんどう橋の査読付き論文の修正が終わり、昨日ようやく再提出することができた。図面の修正が多くて、先週一杯てんてこ舞いになっていた。後は、無事通過を祈るのみ。
で、終わったと思ったら、街の花屋で本物のりんどうが花を咲かせていた。やれやれ、本当にもう秋だ。
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by neko1dozen | 2008-09-18 00:24
連休中の現在地確認

この連休は豪華3本立てだった。
●佐々木研究室 中部&関西地方OBメンバーの食事会
僭越ながら小生が幹事をさせてもらった。高田馬場での苦労は名古屋でも同じで、それはつまり先生を招けて、かつ財布のキャパ以内に収めること。結構苦労して探したけれど、早速1本目のワインをダメだしされ、店で一番高いワインを注文した(笑) それでも先生は終始ご機嫌で、メンバーの皆さんも楽しんで頂けたようで、なんとか無事に成功させることができた、と思う。たぶん。いや、おそらく。
GroundScape DesignWorkshop2008
昨年、そこそこの自信をもって参加したら、コテンパンにのされたワークショップ、その今年版を見てきた。昨年よりも各グループの定員が減ったせいか、完成形まで近づいた提案は少なかったと思う。けれど、泣きながらプレゼンをする姿とか、GSDW独特の生々しさは今年も健在。個人的には 「佐々木研の参加者は毎年2位」というジンクスを打ち破り、M1の子が優勝を果たしたことがうれしかった。すばらしいね、おめでとう。
SBD 解散ライブ
ライブもファンキーでよかったけれど、そこでの出会った人がまたファンキーでエネルギッシュな人生観をもった人で面白かった。明日の自分が、今日の自分と違うことを願うことはもちろん、今夜の自分までも変えてみせようと奮起する人で、ひどく勇気づけられてしまった。ありがとう。

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バラバラに見えるこの3つの出来事から感じたことはただ1つ。それは、半年前の自分からずいぶん遠ざかっていることだった。

教授の目指す景観デザインの世界だとか、コンセプトまで意見を戦わせるものづくりだとか、日々更新していく東京の風景だとか。つい半年とは思えないほど感覚が離れていた。知らずにのんびり泳いでいたら、ずいぶん沖まで流されていたようなコワさ。それなりにジタバタと手足をを動かしていたつもりだったけれど、潮の流れは思ってた以上に早いみたいだ。



食事会で教授が言った。
「将来、君達の世代の精鋭でチームを作って、土木のデザインを背負わせたい。」

この言葉は忘れたくない。よし、もっともっと手足をジタバタさせてこうか。東京にもライバルにも、負けとられんもんで。
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by neko1dozen | 2008-09-15 23:24
横須賀・横須賀美術館

久々に夏の太陽が覗いた日曜日、横須賀を歩いた。

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d0065332_22434872.jpg横須賀美術館
設計:山本理顕設計工場

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とっても明るかった。ガラス越しに空と海を見ていると、地中海の島々にでもいるみたいだった。美術館にしては少し開放的過ぎる気がしたけれど、ここはリゾートのど真ん中。そもそも、じっくり画を眺めにくるお客は少ないのかもしれない。
途中、1つの窓に釘付けになった。素敵な窓だった。「この一景のために当美術館はつくられました。」とでも言わんばかりの窓で、いやはや、感服つかまつった。


d0065332_224321100.jpgヴェルニー公園
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横須賀は、のんびりと緊張が混ざり合う不思議な街だった。晴天の下、街を歩くセーラー服の水兵さん達が眩しかった。駅前には公園があって、そこは海をはさんで米軍基地と向かいあっていた。すぐ近い距離に護衛艦や潜水艦が行儀よく並び、時折英語のアナウンスがこだました。最新鋭のイージス館を眺めながら、名物のカレーを食べた。

今回は半日しかいられなかったけれど、改めて訪れたい場所だった。鎌倉や真鶴なんて魅力的な街も近いし、次の夏には腰を据えて旅しようか。
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by neko1dozen | 2008-09-03 00:18
09/08 (ハンガリー、ブタペストの街)
夏でも秋でもない9月はどうも苦手で、学生時代は旅にばかり逃げてた。

ブタペストは2年前の9月に訪れた。セゴビアからの夜行列車を降りて、待っていたのは真っ暗な駅構内と止まったエスカレーターだった。皆が皆に続いて歩き、エスカレーターを歩いてのぼっていった。そこには旧共産圏諸国の暗さや疲労が時を経ても淀み続けているようで、一度破綻した国の風景にとても大きなショックを受けた。
駅を出てしまえば街は美しかった。ドナウの真珠と呼ばれるだけある。キッチン付きの宿をとって、4日間じっくりと腰を下ろした。見所は沢山あったけれど、あくせくするよりも雄大な川の流れをぼんやり眺めて過ごすのが一番に思えた。ブタペストはヨーロッパ有数のスパ(温泉)の街でもあるんだから。

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マルギット橋
夕方、スパの帰りに、この風景と出会った。この風景をいい!って思う人は少数派かもしれない。川辺はとてもきれいとは言えないし、そもそも彼らが座ってるのはベンチではない。どこにでもある柵で、しかもヘンテコに傾いてた。
3人の誰が誘い、どんな会話の流れであの場所へ座ることになったのだろうか。不思議でおもしろい。


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もしも、
このベンチ?をわざと作ったか、残した人がいたとしたら、なんてしたたかな風景デザイナーなんだろうか。


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by neko1dozen | 2008-09-01 01:32
尾道・宮島水中花火大会・犬島アートプロジェクト

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d0065332_14255929.jpg尾道(広島県)

坂と海と猫と電車と空と人と。
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d0065332_14352315.jpg宮島水中花火大会

玉数こそ少ないけれど、こった花火が多かった。おぉ!っと歓声に、花火職人のにんまりする顔を思い浮かべた。08.08.14


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d0065332_14541878.jpg犬島(岡山県)

瀬戸内に浮かぶちっぽけな島。花崗岩の名産地で、ここで採れた石はかつて大阪城や岡山城の築城に用いられたとか。海岸が色とりどりの花崗岩の端きれで飾られてた。あと、犬より猫が多かった。
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d0065332_14444100.jpg犬島アートプロジェクト「精錬所」

犬島内の旧精錬所を再利用したアートプロジェクト。直島の兄弟プロジェクトとして、今年オープンした。遺構部分の煉瓦は、胴の副産物でできたカラミ煉瓦っていうらしい。建築のゾーンは三分一博志設計、柳幸典のアートが収められている。
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by neko1dozen | 2008-08-23 15:06
鞆の浦 (広島県福山市)
瀬戸内の、まんまるな港町を訪ねた。

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鞆の浦は、世界に3つしか現存しない自然の円形港湾をもつ街。かつては海運の要所で、今も町屋、波止場、雁木、焚場、常夜灯、船番所などが各所に残る美しい街だ。最近では崖の上のポニョのモデルになったとも言われている。
ちなみに、鞆の浦のある福山は卒業論文での初取材の地であって、まさに鞆の隣町に事例の道路がある。バスから眺める風景はどこか懐かしくて、入りから泣きそうになっていた。


d0065332_22284798.jpg港の風景
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d0065332_22312425.jpg海に面した街並み
d0065332_22382212.jpg街に面した船並み
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d0065332_2256553.jpg街の不思議な空間。椅子はみな海に向けられている。

d0065332_2232785.jpg海沿いに立つパン屋さんは古きよき街のパン屋といった趣き。

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店をぼんやり見ていたら、この家の人が店の中(というか、おうち!)に招いてくださった。
店の玄関からタタキがずーっと続き、海まで一直線に伸びていた。その両側に台所や居間が並び、すうっと気持ちのいい風が流れてった。どんな建築家でも、こんな素敵なプランは描けますまい。

d0065332_23195552.jpg突き当たり、海に面したベランダでヒマワリが揺れていた。

ちなみに、家の中ではちっちゃい子達が遊んでた。聞くと、宮崎駿監督もこの店によく通ったらしく、もしかしたらこの子達も映画のモデルになったのかもしれない。



鞘の浦の内陸部は伝統的な街並みが残る一方、海岸部は割と昭和的な民家が多かった。どちらかといえば後者に強く魅かれた。穏やかなヒューマンスケールの海で暮らす風景はベネチアのようでもあったし、どことなく生活感が漂う風景はインドガンジス川バナラシの街も思い起こさせた。いずれにせよ、これこそがかつて当たり前だった日本の海の風景なのだ。

さて、この美しい街と穏やかな水面が今大きく揺れてる。
湾の半分を埋め立て、バイパス道路を建設する計画が急ピッチで進んでいる。まさに、このヒマワリの目の前の海が埋め立てられて、トラックが走ろうとしている。
残念を越えて、もはや息苦しい。風景とか景観だとかの言葉を超えて、守りたいモノを目の辺りにした気がした。本当にこの街だけは守りたい。


□参考サイトへリンク

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by neko1dozen | 2008-08-20 23:49
しまなみ海道 縦走
広島の尾道から、しまなみ海道を経て、愛媛を目指した。


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d0065332_20542879.jpgしまなみ海道は本州と四国を結ぶ3ルートのうちの1つ。風光明媚な芸予諸島を渡るルートで、道中の橋は10本、歩行者・自転車も通行可能という珍しい道路だ。
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d0065332_2048306.jpg橋の前後は高低差が大きくて、中々ハードな道のり。上りきるとデデンと橋が現れて、手前に自転車用の立派な料金所もある。通行料は50円!
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d0065332_21275176.jpg多々良大橋
この橋の真ん中が県境だ。
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半年前に、愛媛側からこのルートを見た。その日は凍えるような冬の日だったけれど、今回はオーブンみたいな炎天だった。遠赤外線から紫外線まで、あらゆる色の光を浴びながら、自転車をこぎ続けた。おかげで肌はすっかり真っ黒焦げになったけど、底抜けに気持ちがいい夏の日だった。
今回、尾道から渡ったことで、新しい街と街の繋がりを発見できた。島々に点在する造船工場や斜面のみかん畑から、四国と中国地方のゆるやかな繋がりを感じた。道中振り返ると、島の間から尾道が覗き、坂の多い尾道がこの「しまなみ」の延長にあるんだなんてことも初めて実感できた。

d0065332_21325377.jpg芸予諸島の名物はタコ。タコ好きな小生にはたまらない光景で、タコのコース料理に加えて、タコノコ(タコの卵)を追加注文してしまった。どれも新鮮でうまかった。特に、お吸い物のつみれと、タコイボのから揚げが絶品だった。

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次回は、この旅最大の衝撃の風景について。これまた、すごかったんだ。
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by neko1dozen | 2008-08-18 22:42
勝山の風景(通算500本目)
最近は足踏みしがちだったけれど、これをもって500本目のブログ記事となった。イチローに並ぶには、もう少し時間がかかりそうだけれど。これからも猫なりに書いてこうと思う。


d0065332_23263838.jpg○勝山橋



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福井のお国自慢は地味だった。全国で唯一ジャスコが無い県だとか、民間アパートの広さ日本一とか、メガネの生産が日本一とか、一世帯あたりの自動車保有台数が日本一だとか。福井在住の友人が説明してくれるんだけれど、「へぇ、そうなんだ~。でっ、それで?」としか、返せなかった。お国自慢に関しては、日本一会話が途切れがちな都道府県かもしれない。
そんな冴えない(失礼!)県だけれど、風景とご飯は抜群だった。特に新鮮な海の幸と、勝山の風景には、心の琴線をビンビンと打ち鳴らされてしまった。ところで勝山は、名峰白山を挟んで郡上八幡に面している。自分の土地勘がぐるりと反転するようだけれど、勝山も水の街。大清水と呼ばれる水の沸き場所を見たり、郡上八幡にある水舟がかつて勝山市内にも存在していたと聞くと、確かに繋がってるってことが実感できた。

d0065332_019439.jpg○大清水
(勝山市内)

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d0065332_033747.jpg初めて見るはずなのに、なぜか懐かしかった。。

d0065332_033271.jpg○大清水
(大野市内)
d0065332_0335539.jpg部活帰りかな。地元の中学生達がほてった足を冷やしてた。

橋にせよ、大清水にせよ。ここでは地元の人々が何気なく使っている姿が、どんなに多くの観光客でにぎわうよりも魅力的な風景に思えた。



今週末も福井へ。18きっぷも、そろそろ2枚目買っとこうか。
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by neko1dozen | 2008-08-01 01:14
北海道の旅① (タウシュベツ橋梁・水の教会)

ポプラの綿毛が空に舞い散る候、ぷらりと北海道を旅をしてきた。



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タウシュベツ
橋梁


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同アプローチ

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音別より北西、札幌からはひたすら西に、この古い橋梁はある。旧国鉄の士幌線で使われていたアーチ橋。ダム湖にかかる橋で、水位の変化でまったく見えない日もあるらしく、幻の橋と呼ばれてるらしい。大学時代の友人のススメで見に行ってきた。
むちゃくちゃ僻地だけに、見れなかったら…と心配してたけれど、ばっちり見えた。既に橋は崩壊が始まっているんだけれど、場所が場所だけに中々修繕できないらしい。でも、なぜか残念って感じはしなくて、朽ちてく事に共感するような、なんだか不思議な心地だった。もうこの橋は、自然に還った後の存在なのかもしれないね。

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アーチを増やしてみた。

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友人と力を合わせて、アーチを増やしてみた。

もはやシュールな趣の一枚。




土木から建築へ。


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水の教会
安藤忠雄

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国内では一番見たかった現代建築。見に行ってきた。
「水の教会」はどちらかといえばチャラチャラした方の教会で、つまり婚礼用の施設として用意された教会。それもあってか、同じ安藤建築の「光の教会」の質素で暗いイメージとは真逆の、豪華で明るい教会だった。スタッフに頼むと、外と内を隔てる大窓を開けてくれる。これにはやっぱり圧巻されてしまった。もし見学に行くなら、水面の照り返しで部屋の天井がゆらめく、昼下がりが一番いいと思う。


余談。その教会があるトマム。これまで桃鉄でしか知らなかったけれど、とんでもないリゾート地の風景が広がってて驚いた。超高層ビルが大自然の中からニョキニョキと生えていた。

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次回も北海道の風景について。
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by neko1dozen | 2008-06-11 00:34
MIHO MUSEUM / 近江八幡 / 四日市コンビナート群
GWの晴天吉日、旅好きの同期3人で旅にでた。
初任給を懐に、滋賀県へ。

d0065332_1474714.jpgMIHO MUSEUM

滋賀県甲賀市


深い森の中、枝垂桜を分け、トンネルを潜り、橋を渡った先に美術館はある。美術館の設計は、ルーブル美術館のガラスのピラミッドの設計者として知られるI.M.ペイ。橋とトンネル部は、ペイとレスリーロバートソン(構造設計)との協働による。

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デザインに隙や破綻が一切なくて、どこもかしこも変態的に納まってた。橋とトンネル部では、高欄、トンネルとケーブル接続部分の納まりで「うひょ~。」の一声が出た。いやはや、ひさびさに出た。建築は雰囲気こそよかったけれど、こちらはポストモダンの匂いが鼻について少し苦手だった。

余談だけれど、この美術館が誕生したのは1997年。同期の建築には京都駅がある。京都駅がそのスケール感で小生を建築・土木の世界へと惹きこんだように、MIHOMUSEUMはそのデザイン密度で訴えかける強い力を感じた。
だから何が言いたいかというと、その感動のためにお金がかかってるってこと。財力のもとで徹底的にデザインがすることが許された、よくも悪くも「できすぎ君」の作品を、すごいと思えても、今の小生には好意的に見ることはできなかった。そのことが、建築様式うんぬん以前に、ちょっと前時代的な建築・土木に思わせた。学生時代だったら、京都駅を見た時のようにもっとピュアに感動できたかもしれない。それが少し残念でもある。


この他の写真はfotologue↓
■Unknown-Spaces



(長くなったので、旅の続きは次回に)
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by neko1dozen | 2008-05-05 20:12


街と山と猫と        おいしいごはん
by neko1dozen
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