洗濯を終えて外に出ると、昨日とは違った風が肌をかすめていった。見上げた空は高く、細切れになった雲が一面を埋めていた。今年はじめての秋だった。
9月って苦手で、だから大抵東京にいない。嫌に広く見える東京の空が怖くて、毎年どこか遠くに疎開している。今年はそれが韓国だった。ただ、何でわざわざ9月に韓国を選んだのか?その理由がタイトルの曲だった。 9月の夏をはじめて知った 陽炎にゆれる東京 新しいヒールで階段を駆け上がる 二人で見た夏を探して 目を閉じても それでも消えない 眩しい光 もう一度会いたい どこに どこにいったの もう二度と会えない つなぎとめられない もう夏が終わって きみが きみだけがいない いつかきっと会いたい たぐり寄せる引力を (Re-残暑/clammbon) この曲のプロモーションビデオの映像が韓国だった。んで、この曲をリアルに9月の韓国で聴きたくて、それで旅をした(真面目に旅しようと考えたのは、夏の少し前くらいからかな) 写真は、プサンの港と、景福宮って宮殿から見るソウルの空。ここから、ウォークマンでその曲を聴いた。21歳と6ヶ月の青年が、一人泣きそうになっていた。 (肝心の旅の報告が滞ってます。ごめんなさい)
by neko1dozen
| 2005-09-15 22:00
| 旅・建築迷子。
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