村上春樹ひさびさの短編集が出ました。タイトルは、東京奇譚集。日常にあるちょっと不思議な出来事を題材にした5つの短編集です。
この冒頭に、「10 to 4(4時10分前)」って話があって。春樹自身が「10 to 4」ってタイトルの、ジャズレコードをたまたま買って、その店を出ようとした時、入れ違いの人に声をかけれました。そこでの会話が「what time is it now?」 「let me see.. 10 to 4」「おっ!!」 こんな、日常の小さな奇跡が盛りだくさんのワクワク短編集。 この本を買った後で、図書館で新聞を読んでいた時、聞いていたシャッフル再生のウォークマンから、松任谷由美の「ルージュの伝言」が流れ始めました。ひさびさに聴いた(いったい、何年ぶりだろう?)その曲にのりながら、テレビ欄を見ていると、そこには、金曜ロードショー「魔女の宅急便」の文字! やれやれ、僕にもそんな奇跡が用意されていたよ、春樹さん。 そういえば、ソウルに行ったときにも、こんな軽い奇跡がありました。それについては、また今度(また、旅の報告が書けませんでした。。明日こそ!)
by neko1dozen
| 2005-09-16 02:54
| 音楽・小説迷子
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