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風色春旅2006 vol.2
風色春旅2006 vol.1

○神島

風色春旅2006 vol.2 _d0065332_16371579.jpgさて、神島。



風色春旅2006 vol.2 _d0065332_16365866.jpgこの島、何が面白いって、
風色春旅2006 vol.2 _d0065332_16402025.jpg抜群に、町並みだった。


色も強烈だし、

風色春旅2006 vol.2 _d0065332_16391883.jpg階段や路地だらけ。
風色春旅2006 vol.2 _d0065332_16423643.jpgちょっとレトロに、
風色春旅2006 vol.2 _d0065332_1644659.jpg散在する謎アイテム。

風色春旅2006 vol.2 _d0065332_16455450.jpgさながら日本版、イスラム都市。

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ここには旅行者はまるでいないけど、いたるところで街の人達と出会う。
風色春旅2006 vol.2 _d0065332_16301398.jpg振り向き、おばあちゃん。

田舎度のバロメータは、あいさつだ。あいさつが返ってくれば、すなわち田舎。わかりやすい。
さらにド田舎になると、世間話が始まってしまう。そのことを、この島で知った。


風色春旅2006 vol.2 _d0065332_16585916.jpg街の俯瞰景

風色春旅2006 vol.2 _d0065332_16305724.jpgまぁ、のどかな島だけど、


風色春旅2006 vol.2 _d0065332_16304376.jpg猫達はお盛んだった。春だしね。
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猫がやたら多い。そのたびにファインダーを向ける。メモリーを一枚使い果たしたところで、キリがないことに気がつく。

ちなみに、この中に4匹いる。


風色春旅2006 vol.2 _d0065332_1743086.jpg灯台(日本最古の電気式灯台)

この周りも猫だらけ。

風色春旅2006 vol.2 _d0065332_16583632.jpg監的硝(史跡)

『潮騒』のクライマックスシーンはここ。
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絶妙な光の感じ。遠く、光の教会/安藤忠雄を思い出す。

その階段をのぼった先には、

風色春旅2006 vol.2 _d0065332_1723540.jpg伊勢湾の絶景
風色春旅2006 vol.2 _d0065332_1725349.jpg島北側の煩雑な町並みにたいして、南側は自然があふれてる。

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風色春旅2006 vol.2 _d0065332_1764525.jpg浜に漂着した靴と、その先の大岩。この後登る。
(そこに岩がある限り、登らないわけにはいかない)
風色春旅2006 vol.2 _d0065332_176588.jpg深い岩間に波が打ちつける。吸い込まれそうで、怖い。

カップルでいちゃつくのには、もってこいの場所だ。キャッキャすれば、いいじゃない。

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風色春旅2006 vol.2 _d0065332_1774373.jpg犬をかわいいと思ったのは、ひさしぶりだった。

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ようやく1日目が終わろうとしてる。

今夜の宿には、屋根がある。すばらしいことだ。




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お金がないので素泊まり。ささやかな今夜の夕食のために、宿の女将さんにお湯をお願いした。そしたら、見かねたのか、山掛けご飯をくださった!!事の他、感動してしまう。温かい。ほんと、心を温められてしまった。


また、この島にきたわけ(そもそも、旅で同じ場所を2度訪れることって少ない) 実は、前来た時に雨に打たれている僕達(その時は2人だった)を、漁師の方に助けていただいた。金髪の友人に貧相な格好の僕。都会のやさぐれた僕達に、ずいぶん親切にしてくれた。
そのお礼をしたいとともに、その漁師さんが言った「今度来た時は、オレの船に乗せてやる」って言葉を真に受けて、今回やってきたわけだ。

結果を言えば、その漁師さんには会えなかった。そもそも、名前はおろか、今じゃあ顔もうまく思い出せない(われながら、よくも会えると思って来たものだ)
海の男になれなかったのは残念だったけれど、女将さんのやさしさにも触れちゃったし、新たな出会いにも恵まれた。やっぱり、いい島だった。



(翌日、朝一の船で本州に戻る)
by neko1dozen | 2006-04-01 16:35
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街と山と猫と        おいしいごはん
by neko1dozen