次々と生み出されるモノが目新しさを失って、昔から変わらないものが輝いて見える、そんなデタラメな時代に、僕らは何を目指したらいいんだろう。
野暮用で初めて降りた地下鉄駅で、振り返ったら東京タワーがあった。引越が来週に迫る中で、これも何かの縁なのかな…と思い、生まれて初めて東京タワーに上った。大展望台820円。なけなしの野口英世を突き出した。 上ってみると、思ってた以上に低かった!エレベーターは普段研究室まで上がるのと変わらなくて拍子抜けしてしまったし、周りのビルの方が全然高い(将来はタワーに上っても、周りのビルを見上げるような、そんな時代が来るのかな)。それでもすごくワクワクして、ガラスにおでこをペっタンとつけながら、風景を眺めた。 増上寺の水子地蔵 やっぱり外から眺める東京タワーが一番だった。遠景だとスラっとして見えるタワーも、今日は大地に四肢をぐわっと広げるようで、たくましかった。人を励ます強さだった。 小生の話をすると、今週にとんだどんでん返しがあって、改めて人生の岐路に立たされた。いろんな人に意見をもらいながら、自分の将来をもっ回ぐるっと考え直した。そして明日の決断の日を前に、心を決めた。 東京タワーのように、いつの日も気高く屹立しているような、将来の自分の姿を描いていきたい。たとえピカピカの最先端ではなくとも、本当の意味で時代が必要とするものづくりを小生は目指していく。
by neko1dozen
| 2008-02-21 22:41
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